躁鬱主婦日記

アダルトチルドレン、双極性障害。漫画家になった。

家族っていう感覚の薄さ

家族って一応最小の社会の単位だけども、私の場合決定的に「家族観」が薄い気がする。私に限った特別な話でもないことは重々承知なんだけど、家族ってやっぱ特別な他人でしかないなと思う。

 

でもこの考え方を「冷たい」と捉える人もまた多いと思う。

 

もともと母親の二回の離婚で、父親の変更や交友関係の変更を余儀なくされた幼少期だったわけだけど、それが考え方に影響を与えたか、イエスでありノーでもある…多分。

 

「家族観が薄い」って意味わからん言い回ししかできないの自分でももどかしい。2週間ほど前に、私の実家にAと帰った時、家族のはずなのに「もう家族じゃないな」って思っちゃったのが決定的に「家族観が薄い」って思ったきっかけだったんだけど。

 

やっぱり実家に帰ったらそこそこ羽を伸ばして「ああ、帰ってきたな」みたいな感慨があってもいいんじゃないか?そういうのが無くて、気を使うことが多くて「ここにずっといるのは無理だな」と思ってしまって。少し寂しかった。

 

母は、私がいつでも帰ってこれるように「この家を残しておくからね」なんて言ってくれたのに。私の中ではもうすっかり…。まあAと別れたら戻る場所はあの家しかないけど。

 

いや、そんな最近に限った話でもないかもしれない。母が父のことを修復不可能なくらい嫌いになってしまって、アパート借りて半別居しながら娘たちを育ててることとか、今まで私に話してきた不倫相手の話とかで、じわじわと「家族ってのはなんなんだ?」が膨らんでいったのは確かだし。親密でない家族を持つ多くの人が「家族観が薄い」と言えるんだと思う。

 

Aに対してもそうだ。結婚してそろそろ半年になるが、やっぱり他人だ。家族ではない。この感覚が何年かしたら消えるだろうか。わからないね。

 

子供が生まれたらやっと「自分の家族だ」と思えるのかもしれない。つまり血のつながりを感じられるのかも。現に親にはそこまで思わないけど、妹たちには赤ん坊の頃から世話を焼いて、それなりに家族としての意識はあるような気がする。

 

母は妹たちに「気働きができない(気遣いして先回りする行動のこと)」と叱ることがめちゃくちゃ多くて、私もそう言われて育った。

 

でもね、世の中ボンクラだらけですよ、そんで気働きができるようになっちゃった人間はね、しっかりするのかもしれないけどボンクラにイライラしながら生活しなきゃいけないわけですよ、わかんない、必要なのかな、そんなに繰り返し何度も言わなきゃいけないことだろうか。

 

まあ母は父がアスペルガーで気遣いが出来ない分、自分ばかり気を使う生活で暮らしてきたからそういう「気働き」が重要なんだと思ってると思うんだけど。それは正しいとも思うし。

 

私も小学生からずっと「Kちゃんは本当にしっかりした子ですよね」と父兄の皆様から褒められてきたタイプで、それは母の教育の賜物だったわけだけど、今こんなんだし。

 

やっぱ、もっとおっとり、なんにも気がつかないくらいのほうが幸せなんじゃないのと思うこともある。すぐ人の言動に含まれた裏の意味を考えちゃうしね。「もう帰る?」と言われたら「もう帰れって思ってるんだな」とか。そしてそれだけですごくぐったりしちゃう。自分のやるべきことに手がつけられないほど。気遣いにコスト全振りしたパワーバランスのおかしい人間が出来上がってると思う。

 

今は何にも気遣いしないで暮らしてる。人んちに転がり込んできた当初はやっぱり気を使いすぎて胃が痛かったけど、お義父さんが帰ってくる前に家をきれいにしておくとかそのくらいで、あとは静かに部屋でネットサーフィンしていても、自分の部屋に誰かがいきなり入ってくることもないし、どの時間帯に眠っていても怒られない。

 

実家にいた時は便秘がちで、ひと月に一度は激しい下痢をしてトイレで唸ってたし、頭痛の頻度も高くて週に何回かバファリン飲んでた。今はそれもない。顔にもニキビが常にひとつふたつあったけど、それもきれいさっぱり出なくなった。どう考えても実家よりこっちで暮らしている方がストレスフリーだからだと思う。

 

ストレス耐性が一気に無くなったのは双極性障害のせいなのかなあ。ていうか、私の場合自分1人で煮詰まってることがあまりにも多すぎるんだと思う。

 

1人で居るからっていうのもあるけど、他の人とコミュニケーションとるのが苦手な理由として、頭の中でシュミレートしすぎるんだよね。私と話してもらえるんなら、ちょっとでも盛り上げなきゃ、サービスしなきゃとどこかで思ってる。相手が何か得られるようにコミュニケーションをとらなければいけない、そういうふうに思っちゃってるから最初のハードルがめっちゃ高くて。エンターテイナーでいなければならないと思ってる、常に。

 

だんだん「家族観の薄さ」ってテーマから逸れてきちゃった。もうやめとこ。