定まらない日記

主婦。アダルトチルドレン、双極性障害。

空虚

クリスマス恋人と過ごしていた私が言うのもなんですけど本当に日本のクリスマスって気持ち悪いな。うすら寒い「今日だけは人の幸せを祈りましょう」やら「クリスマスは大切な人の笑顔が見れる日」みたいなの、ごめんなさい大っ嫌い。とくに今年はやたらとそういうポエムを目にすることが多かった、なぜか。

 

そういう「聖夜ポエム」自体も気持ち悪かったのだけど、終わってみてより気持ち悪さを感じたのは周囲のことだ。クリスマスが終わってSNSを開けばみんなどこそこに行ったよ〜って写真を乗っけているのは別にいいけど、みんななぜか彼氏との写真をアップしないのが不思議、というか奇妙であった。

 

そりゃあインターネット上に自分の顔写真をあげることはそれなりにリスクもあることだから、デートで行った場所の写真を撮ってSNSに残すけれども、自分と彼の顔をアップしたりはしない、というのは賢い選択のひとつだと思う。でもねえ、「行った場所」「食べたもの」いちいち撮るのはいいとしてインターネットにアップして人に見てもらいたいって思うのそもそも結構おかしいじゃん。もはや趣味じゃん。

 

「これはいいな、人に共有したいな」「人にみてもらいたいな」って思ったものを共有する、だってクリスマスは特別な日だから。…という理屈は理解できるんだけど、だったらもっと浮かれた2人の写真を撮るとか、うざいくらい「恋の最中にいますよー」っていう写真の一枚や二枚入っててもいいのに、周りに対する遠慮なのか、幸せ自慢と思われたくないのか、そもそもそんなに好きじゃないのか、不倫カップルなのか、考えられる事は多いけど、揃いも揃って「イルミネーションきれい」って写真とチキンとケーキって、これはもうクリスマスにやっとかないといけないこととしてカップルたちが呪われてるとしか思えないっていうか、すごい無味無臭な写真ばっかなんだよね。このあとセックスしたからですか?それがバレバレだから後ろめたいんでしょうか?

 

でも、人には見せたいわけですよ、自分がクリスマスらしいことをしたことを、ついでに言えば彼氏としたことを記録としては残しておきたい。だんだん記録に残すために写真を撮るって行動が、SNSにあげるために撮る、に変わっているから、写真になんの感情も持てないような写真ばっかりが上がってくるんだと思う。友人たちのたくさんのクリスマス写真を見たけど、「うわ〜うぜ〜」とも「お熱いねお二人さん」とも思える写真がなかった。あるのは行動の足跡だけ、これやりましたと「いいね」の応酬。不気味。

 

本当に今幸せですと言い切れるカップルが実は少ない事はわかってる。それぞれにいろんな事を抱えて、今全力で相手の事を好きでいられてるかどうか自信がないとか、別の人が気になってるとか、そういう嘘をたくさん抱えてる人の多いこと。

 

私は写真好きじゃない。撮るのも下手くそだし、近視だからメガネのせいで目が小さく写るし、もともとカメラに映えるような面立ちではないから。

 

前述した「聖夜ポエム」も、カップルたちのデートしましたよってだけの足跡写真も、どこか聖夜のキラキラした美しさに彩られた空虚さがあって、私はその嘘を美しいと思えない。また、その嘘を羨む「非リア充」とか、つとめて普通にしていても全員が巻き込まれてしまう「世の中のクリスマスの流れ」とかが、実にクリスマスって気持ち悪いな、という気持ちにさせてくれたのだった。

 

許せないものが多くて困る(笑顔)

 

最後に自慢しますと、私はAと古本屋に行って15冊くらい欲しかった中古の漫画を買って、かつ屋でカツ丼を食べ、オンラインゲームで対戦をして、帰宅して延々と漫画を読み、借りてきたベイマックスを2人で見て、セックスして寝た。とくに自慢できるような点はないと思うけど、とても平和で、お互いの事を思いやったいつも通りの休日だった。デートでイルミとかが全く羨ましくないかと言われれば、まあ綺麗なものは見れるなら見たらいいんじゃないかとは思うけど。私も年々人混みがだめになるから、もう行けないんじゃないかと思う。

 

Aが金曜から三連休だったからいつもよりも疲れていなかったのがいつもより仲が良かった要因な気がする。それともクリスマスだったことがロマンチックにさせたのかな?

 

 

 

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