定まらない日記

身の回りのことを書きます。アダルトチルドレン、双極性障害。

こんな私が結婚してもいいの?

ぐるぐると過去にあったことを思い出しては、こうやって泣いている自分がおかしいんじゃないかと思う。こんなことでいちいち立ち止まる自分に、家庭を持つことは難しいと思ってしまう。家族になるっていうことは幸せな出来事のはずなのに、私は不安でいっぱいになってしまう。私の中にある「素敵な家庭」の基準がかなり強固にあって、それが憧れで、でもそうはなれないだろうという実体験からの予測が、はっきり言ってしまえば無駄なんだけど、それでも根強くあって、私は素敵な奥さんにも、素敵な母親にもなれないだろうと思ってしまう。

 

私のメンタルがもっと強ければ、過去にあったいろんなことも問題に感じることもなくて、今している恋愛や同棲になんの疑問も抱かず、もっと普段から幸せを感じながら生活ができるんじゃないか、そういう人の方がきっとはるかに人生を楽しめて、幸せに生きていくことができる。だから気にしないように一生懸命訓練しているつもりなのに、どうしても苦しさが押し寄せる瞬間が来る。

 

Aは私と結婚したいと思ってくれている。私もできれば、Aとなら結婚してもいいかなと思っている。というか、とりあえずお試しで、と今は事実婚の状態だ。籍を入れていないけれど役所から見たら私たちの関係は配偶者なのだ。なぜ正式な結婚に踏み出せないかというと、私が私の実家に対して挨拶に行くことを渋っているから。Aの気持ちはまっすぐなのに、私自身の事情で、結婚を遠ざけていることに罪悪感がある。そもそも私は無理やり家出してこの同棲生活を始めたから、私の実家の人間は当然Aへの印象が良くない。

 

ここまで勝手をしたのだから、お互い成人しているのだしもはや勝手に籍を入れることも可能なのだけど、それはできなかったりする。Aもちゃんと挨拶に行くべきと思っているし、私も、ここまで勝手をしておきながら、結婚するなら家族に祝福してほしい、と甘えたことを考えてしまう。家族に祝福されることが、幸せな生活に必須だとどうしても思えてしまうからだ。

 

もし仮に挨拶をすることができて、なんとか認められて結婚したとして、私たちの間に子供を作ることになるのだろうか。もちろん今の収入では厳しいし、お互いまだ子供をもつには若い。悩める時間は少しはあるのだが、Aはたびたび「もし子供ができたら何を習わせようかな」といった話をする。私はその話をされるたびに、私との未来をそこまで前向きに考えていてくれるAのことが本当に愛おしく思えるのだけど、同時に、私には彼の望みを叶えてあげることはできないんじゃないかと、悲しい想像をしてしまう。

 

結婚するにあたり、全く不安のない花嫁なんていないのは分かっているし、それでも2人で乗り越えていくのが結婚なんだろうと、そうであってほしいと思っている。

 

私の母は、そういう人生の困難を一緒に乗り越えてくれるパートナーに恵まれなかったのだ。さらには手塩にかけた娘にも裏切られるように去られて。どうしたらよかったんだろう。

 

そんなことを考えていたら寝る前に涙が止まらなくなって、先に寝ていたAを起こしてしまった。不安を抑える薬をどうにか飲んでからAのところへ戻ると、「今は何が悲しかったの?」と言われた。「私といても幸せな家庭は築けないと思うよ」と言ったら、Aは「俺は1人で勝手に幸せになるよ、Kは隣で泣いててね」と返した。

 

泣いているままでも、立ち止まったままでも、Aは私と一緒にいることを無条件で幸せだと思ってくれている。私もAと一緒にいられたら幸せだ。未来はどうなるかは誰にもわからない。いつかAと離れ離れになってしまうかもしれない。ううん、いつかは誰とでも、どんな人とでも離れ離れになってしまうのだ。

 

Aとこのまま、何も変わらずに一緒にいられたらいいのに。

 

でもそれは絶対できないことだから、後悔しないように生きたいけれど、私の後悔が「結婚したこと」になるくらいなら、「結婚しなかったこと」になったほうがずっと後味が良く、思い出の中のAを愛したままでいられるんじゃないかと思ってしまう。でも、Aと誰かが幸せな家庭を築いて、子供ができることを受け入れる苦しみより、私がAと結婚して、うまくいかなくなる苦しみのほうが、ましかもしれない。

 

どうして素直に結婚したいと、幸せになりたいと思えないんだろう。